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猫の雑学 「猫のことは猫に教えてもらう」



猫の事は猫が教えてくれる、常日頃から思います。
猫と暮らしたことがない若いスタッフにとって看板猫のなつみちゃん(茶トラ)は本当に良き猫の先生です。
なつみちゃんは実に分かりやすく物事を教えてくれます。
お腹すいた、イライラしてるの、可愛いでしょ?、などなど自分の意思表示をストレートに表します。
猫の気まぐれな所、猫の本能的な所、猫の情に溢れる所(なつみちゃんは優しいのです)などもあますとこなく表現します。
なつみちゃんと暮らしいれば、猫ってこういう生き物なんだということがよくわかる本当に良きお手本です。
野良猫出身の男の子はるひこくん(キジトラ)も立派な先生です。
野良猫ならではのサバイバルな人生、運命的な出会い、生き抜く力、そして男ならではのシャイなハートなどなつみちゃんにはない部分を教えてくれています。
野良猫時代に前足を一本失ったはるひこくんは生きるのを諦めませんでした。
痛かったろう、辛かったろうと思いますが、生き抜きました、本当にすごい生命力だと思います。
そんなはるひこくんと出会ったのがちょうど今頃の季節でした。
こんな素晴らしい猫達に出会えた私たちは幸せそのものです。
蛇足ですが、写真をよくみると、なつみちゃんの段ボールベットが全部かじられています。
はるひこくん作です。
ストレス発散だったり、暇つぶしだったりで猫はよく段ボールをかじります。
ちなみにはるひこくんは暇つぶし、食べたりしないので様子を見ていますが、食べてしまう猫ちゃんの場合はご注意下さいね。
なつみちゃんはかじりません、同じ猫でもこんない行動が違うのです。
こんなことも猫たちが全部教えてくれます。
この場を借りて、なつみちゃん、はるひこくん、いつもありがとう。
これからも良き先生でお願いしますね。
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猫の抜け毛のお話「今年も換毛期始まりました!」

桜の開花宣言じゃなかった、猫の換毛期始まりました宣言致します。
昼間の穏やかな日差し、寒さ暑さも彼岸までなんて昔の人はうまく言ったものです、近頃本当に暖かくなりました。
陽だまりで気持ち良く日光浴する愛猫、ふと後ろ足でけりけりと身体を掻いたら、むは、ぼはっと抜け毛がたんまり。
油断しました、もう猫の換毛期がしっかり始まっていたようです。
慌てて、愛用のブラシを持ち出しブラッシング×七匹でベルクの袋三つほど抜け毛がでました。
最近あみ出したブラッシングテクニックでみな嫌がらずにできるので全員終了までに30分かからないスピードでした。
猫の抜け毛、換毛期に関する記事は2014年11月18日に記載していますので参考になさって下さい。
特に冬の抜け毛はものすごく量も多く、抜け毛の期間も長いです。
個人差はありますが5月、6月まではかかりますね。
写真は息抜きの一枚です。
夏が来るから夏の写真、石垣島に旅行した時のものです。
私の趣味の一つに旅行があります。
ここ数年出産、子育てと忙しく旅行に行けていませんが、いつか余裕ができたら息子と一緒に旅行に行けたらいいなと思っています。
皆様も息抜きできていますか?
季節の変わり目は人も猫様も体調崩しやすくなっておりますのでお身体にはご自愛頂きますように。
猫と抱っこ


今日は猫と抱っこのお話です。
猫を抱っこして、ギュッとして、頬ずりしたい、猫好きなら誰しも一度は思うかもしれません。
しかし現実は・・・。
我が家には今七人の猫様がいます。
対面で抱っこでき、猫からも抱きしめてきて、猫の方から頬ずりまで求めてきてくれのは二人です。
おなじみのさんたくんとポロちゃんです。
抱っこを許可してくれてじっと耐えてくれているのがこれまた二人です。
アイドル猫のルイくんと、何もしないみーたんです。
抱っこを試みようと持ち上げると活きのいいまぐろ状態(ピチピチはねる)になり5秒も抱っこできないのが三人です。
アイドル猫のふくちゃんと、何もしないももちゃんと皆様のお世話係のぞうちゃんです。
この話で申し上げたいことは、同じ飼い主が同じように育てても、抱っこできるかできないかは猫様次第ということです。
何故抱っこを受け入れるか、何故嫌うかははっきりとはわかりません。
そもそも、猫は自然界に生まれて、母猫や他の仲間と暮らす場合、写真のように寄り添い温もりを共有することは好んで行いますが、抱きあげられることはまずないのです。
ですから、抱きあげられておとなしく人の腕の中で落ち着くことがまれな出来事ととらえるべきなのです。
抱けないのが当たり前、抱けたらラッキーです。
ちなみに病院看板猫のなつみちゃんは言わずと知れた狂犬です。
対面の抱っこ、頬ずりなんかしたら間違いなく手傷を負います(笑)
スタッフ紹介でなつみちゃんを抱っこしている写真は奇跡の一枚といっていいでしょう。
(抱っこというより捕獲かもしれません・・・。)
そんな猫様抱っこ事情ですが、お膝の上に猫様の方から乗ってくる率は七人中七人で、この行為は多くの猫様に寄り添い温もりを共有する行為となるため、大変喜ばれます。
人間が望むものと、猫が望むものが違う事がままあります。
抱っこは無理にしようとせず、猫に合わせて、猫に喜ばれる行動をして頂けたら幸いです。
蛇足ですが、子猫の社会期(生後7週まで)に臆病な性格でない猫を抱っこして慣らすことで、将来大人になって抱っこを我慢できる猫になるかもしれないというデータはあります。
この話から見ても、やっぱり猫を抱っこできる権利は猫の方にゆだねられそうです。
皆様の猫ちゃんの抱っこ状況はいかがですか?
是非、お聞かせ下さいね。