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猫のストーキング

秋晴れが爽やかな今日この頃皆様お元気ですか?
今日は猫に、あちこちついて回られる現象通称ストーキングについて考察します。
飼い主様がお風呂に入れば、ドアの前で待っている、トイレの前で待っている、飼い主様のお出迎え、お見送りは毎日、ずっとウロウロついてくるこんな様子を猫にストーキングされていると表現することがあります。
思い当たる飼い主様にまずは申し上げたい「あなた様はその猫様に選ばれて愛されているのです、ご当選おめでとうございます」という状況です(笑)
では、その気になる深層心理を・・・。
細かい部分はその猫様の置かれている環境によって違いますので、大概的にお聞きくださいね。
まずは、ストーキングには二種類あるようです。
一つ目、これが一般的な方ですが、飼い主様が大好きな故について回り、そして自分の気持ち(要求、不安など)を分かってもらいたいタイプです。
二つ目は、母性からのストーキング、ついて回る相手を子供のように思い心配してついて回るタイプです。
我が家の場合、一つ目のタイプがお福の方(女の子、6歳)とルイくん(男の子、12歳)です。
二つ目のタイプが、さんたくん(男の子、7歳)、ぞうちゃん(男の子、14歳)です。
他の面々は多少はついて回ったり、かまってくれとお話はしますが、特に抜きに出ていません。
二つ目の理由は簡単です。相手が心配だからです。
さんたくんは私の息子をストーキング、自分は息子の父親だと思っているので(本気)、本当に置いて行かれると泣きます。
息子の靴下をくわえて、泣きながら家の中をウロウロする姿は悲壮感に漂います。
ぞうちゃんは可愛がってる弟分猫をストーキング。
姿が見えないと「あお~ん」と泣いて呼びつけます。
一つ目のストーキングの気持ちは多岐にわたります。
例えば、性格が甘えん坊だったりすると、単に甘える手段がストーキング、私をかまって、可愛いって言ってよとか。
次に遊びの要求、猫は狩猟動物ですから、実は犬よりは遊びの要素が重要です。
勝手に遊ぶだろうと思いがちですが、しっかり遊びの時間を一人一人作ってあげることが必要です。
詳しくは2016年6月の記事 「猫が喜ぶ遊び方」をご参照下さい。
そして、複数猫様と暮らしいるおうちですと、他の猫様に愛情を取られた、自分に目を向けて欲しいという不安の表れだったりします。
こういう場合は、「大丈夫、あなたをちゃんと見てるから」と大きくゆっくりと落ち着いて愛情を示すことが重要です。
ちなみにこういうストーキングをされたりした時に、よしよしでは構ってあげようと抱っこしてみてもピチパチ跳ねて抱っこは嫌がるものなのですが、その理由は
2017年3月の記事 「猫と抱っこ」の記事の通り、猫はほとんど抱っこがお嫌い!だからです。
ストーキングしてまで言いたいことはもっと違うのに、いきなり苦手な抱っこをされてウキー的な気持ちです(笑)
いずれにしてもこのストーキング、愛情深い猫様によるありがたい行動なのです。
過度に心配してずっとついているのもお勧めしません。
猫にも分離不安症は存在するからです。
適度に接しながらも、愛情の再確認、その猫様の言いたいことを今一度考えてみるのもいいかもしれません。
単にお腹すいた~かもしれません(笑) 看板猫なつみちゃんはこのタイプ
不安に思うことがありましたら、ご相談下さい。
また、本日の内容は、飼い主様のリクエストにより書き起こした記事になります。
ムギママさん、こんな感じで大丈夫でしょうか?
粗末な文章ですみません。
また、他の飼い主様もリクエストがありましたら、これからもお答えしていきたいと思いますので、もし宜しければ記事内容の要望を病院までお手紙下さい。
朝晩の冷え込みが始まりました。
猫がどっしり布団にのる季節の到来です。
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猫とお水(飲み水)のお話 猫に水を飲ませる方法

今日は猫と飲み水のお話です。
猫は他の動物と比較すると水を飲む量が少ない傾向にあります。
しかし、猫の健康のためには、それなりに水を飲んで頂く必要がありますし、工夫次第では飲む水をぐんと増やすことが可能になりますので、今日はそんなお話をしたいと思います。
さて、ご自宅の猫様はどのくらい水を飲んでいますか?
猫の水分必要量は目安で1日に55~70ml/kgです。
4kgの猫様だと220~280mlとなります。
ちなみに目安量より多い場合は病的な場合がありますので病院までご相談頂きますようお願い致します。
最初に申し上げたように、猫は犬より水分喪失の感度(喉が渇いたぜという気持ち)が鈍いため、ついつい飲水を怠る傾向にあるようです。
ですから、水入れを単純にお食事のお皿のわきに置いておくだけでは飲水量を増やすことができないのです。
では、ここからは実際に水を飲ませる工夫のあれこれをお話します。
1 とにかくあちこちに水を置いてみよう
猫は「喉が渇いたな」と思い、あたりを見回したときに水の入れ物がないと「めんどくさい、後で飲めばいいや」と思いがちです。
少しぐらい水入れを探してくれ~と思いますが、そこはあまのじゃくな猫様、人間が妥協するしかありません。
このあちこち作戦、かなりヒットします。
我が家では、台所のテーブルの上、窓際、階段、廊下、ふろ場など各所に置いてありますが、人気の場所が決まっています。
ちなみに人気どころは窓際(台座の上に置いて高くしています)が一番人気、次は階段です。
お外を見ながらの飲水は心地よいのでしょう。
猫の通り道に置いてみるのもかなり有効です。
歩きながら「こんなとこに水場が、飲んでみよ」となるわけです。
2 水の入れ物を変えてみよう
水の入れ物人気ランキング(さんた調べ)
1位 陶器 2位 ガラス 3位 金属 4位 絶対進めないプラスチック
私は朝起きたら益子焼(陶器)の湯飲みで濃いめの緑茶を飲むのが最高の贅沢です(小学生の時からです)。
猫も同じ気持ちなのだと思います。
もちろん猫個人の好みはありますので、参考にして頂けたらと思います。
後は、入れ物は大きいほうが好まれるようです。
猫のおひげは好感度レーダー、このおひげが入れ物に触れるのを好まない傾向にあります。
また、ひげに触れないようにお水の量を入れ物満タンにしておくのも喜ばれます。
3 水の温度を変えてみよう
猫はずばりぬるま湯好きです。(個人差はあります)
猫は元来肉食動物ですので、生肉37℃をおいしく感じるようになっております。
その延長線上で、お水も37℃くらいが美味しいと思うようです。
写真一番上は、お風呂の蓋の上で、お風呂といえばぬるま湯を待つ集団(ついでにあったまってます)です。
皆様もぜひ、ぬるま湯を一度試して頂けたらと思います。
ちなみに日本の水道水は優秀ですから、我が家は水道水のぬるま湯を使用しています。
過剰なミネラルは猫にとっては危険ですから、人のミネラルウォーターは決して与えないようご注意下さいね。
最後に
流れる水道水を好む猫様もいたり、猫の好みは様々です。
記載した方法以外にも好みに合わせていろいろ工夫して頂けたらと思います。
飼い主様の工夫次第で、ただ置いておくよりも飲む水の量を増やせるだけでなく、猫様本人が喜んで水を飲むのが実感頂けると思います。
この機会に「たかが水、されど水」の重要性をご理解頂き、猫様の健康につながることを切に願っております。
下の写真は↓

手でお水の温度を確かめている雌猫「お福の方」です。
入れ物は我が家愛用釜めしの容器(益子焼らしい)です。
猫の毛色(毛柄)と性格 黒猫編

こんにちは。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は毛色のお話です。
黒猫、白猫、チャトラ、三毛、白黒、キジトラ、サバトラ、サビ柄などなど猫の毛色は多岐にわたります。
犬や他の動物たちよりはるかに毛色の種類は多く、柄の入り方もさまざま、まさにオンリーワンなのが猫の特徴です。
皆様の愛猫さんの毛色は何色ですか?
猫の性格は最終的には個々によるものが大きいですが、この毛色によって性格がなんとなく分かれる傾向もあるようです。
実際私も今まで多くの猫様を見てきましたが、そのように感じることがあります。
今日掘り下げるのが黒猫、単に我が家の黒猫率が高いということもあります。
また、黒猫と暮らしてみて思うこと「黒猫っておもしろいなぁ」。
ですから、本日の内容は黒猫あるあるだと思って気軽にお読みいただけたらと思います。
一般的に黒猫は闇に溶け込める色ですから、周囲から浮いてしまう白猫と比べ、闇に守られている分おっとりとした猫が多いようです。
また、黒猫同士で密着しているとさらに安心感が生まれることから、他の猫との密着を好む友好的な猫が多く、猫にも人にもフレンドリーな傾向にあるようです。
そして、ここからが我が家の黒猫事情
黒猫は実に寒がりです↓

とにかく暖房器具を欲します。
コタツをこよなく愛し、冬場の朝は暖かくなるまで起きません。
ですから、クーラーはこの世の敵です。
我が家の黒猫は密着が大好きです。↓

一番の上の写真もそうですが、とりあえず群れる、猛暑を除いてはぎゅうぎゅうになりたがります。
そして、性格はまっすぐで素直です。
猫は一枚上に乗りたがる傾向にあります。
実験で、ベットの端に一枚のバスタオルを縦にひいてみたら、5分もしないうちに、ワラワラと集まって、ちゃんと縦に並んで座ってくれました↓

しかもカメラ目線までくれる可愛い純粋な黒猫軍団。
番外
黒猫は写真にうつらない↓
真ん中にいるのですが、まったく見えなくて。

アップにすると見えてくる↓

こんな模様も黒猫だけ↓

黒猫は実に味わい深く、憎めないし、チャーミングだし、素敵な毛色です。
黒猫は不吉なんて由々しき迷信もあることから、それを払拭すべく黒猫特集を組んでみました。
あくまでも主観ですので、黒猫あるあるとしてご参考にしていただければ幸いです。
毛色あるある、また時を改めて、他の色も展開していけたらと思います。
黒猫、万歳!