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猫にまつわる事件簿

こんにちは。
今日は猫にまつわる事件簿と称しまして、こんなことって起こるんだというお話をしたいと思います。
好評であればシリーズ化致します(笑)。
~猫って網戸開けられるけど、野良猫も外から開けるんだというお話~
昔、家の周辺あたりの外猫を恐怖に陥れた史上最強のボス野良猫が私の近所にいました。
きじお(仮名)は、とても大きくケンカも強く、きじおがいるようになってからこの地区の野良猫が移動したといわれる程の屈強ぶり。
ある日、家にいたらお風呂場のあたりで聞いたことのない猫の悲鳴が、慌ててお風呂場に急行すると
なんときじおが格子がある窓の網戸を開けて我が家に入ってきたではないか・・・。
きじお見たぞうちゃんが体中の毛を逆立てて悲鳴をあげている
そしてきじおもものすごい形相でぞうちゃんを襲おうとしている
猫といえどもきじおはすごい、私の手も咬みそうな勢いで、何とかして外にいっていただかなくてはと半泣きでウロウロしていると
白い弾丸がきじおにぶつかっていきました
白い弾丸ともみくちゃになりながらケンカするきじお
情けなくも悲鳴をあげる私、なんと白い弾丸は若かれしころの我が家の猫ポロ(写真一番上)でした。
ポロはきじおに手が出せない私をしり目にぞうちゃんを救うべく、迷うことなくきじおに戦いを挑んだのです。
すぐさま、勝敗はポロにあがり(ポロは本当に強い猫でした)、急いで網戸から逃げるきじお、ここで一件落着かと思ったら・・・。
止める間もなく、網戸をしめる間もなく白い弾丸はきじおを追いかけて外に飛びだしていきました。
ポロは外に行ったことなんてないのに~と追いかける私。
しかし、きじおを追いかけてはるか彼方に消えていく後ろ姿だけが見えて、その後消息が途絶えました。
事件簿 格子がある窓の網戸でも外から開ける野良猫がいるので注意しよう
その後のお話
ポロの捜索は夜を徹して行いましたが見つからず、涙、涙の毎日
あの時、私が迷うことなくきじおと戦っていれば、なんて情けない飼い主何だろうと。
そして五日目の深夜、二階で寝ている私
「にゃ~」 と鳴き声
すぐに起きてカーテンを開けると部屋の前のベランダにちょこんと座ったポロ
ちょっと痩せたけど無傷で帰ってきてくれました。
その後、きじおは1km先の隣地区へ引っ越し、平和が訪れました。
きじおがいなくなってので夏場だけ網戸にしましたら、外の監視を怠らなかったポロ↓

写真は実際きじおがはいってきた網戸です。
ガムテープで開かないようにした網戸、その後5年間くらいは時期が来るとよく外を監視してました。
下で一緒に見てるのが助けられたぞうちゃん、二人は親子以上の絆がありました。↓

15年前のお話ですが、今思い出しても鮮明に残る記憶です。
ぞうちゃんが無事で、ポロが帰還してくれて本当にラッキーな出来事でした。
皆様も網戸の季節、気を付けて頂ければと思います。
戦士だったポロ↓

ポロにはたくさん助けられました。
そんなポロは、昨夏天国へと旅立ちました。
私は今あなたに恥じないような生き方をしているでしょうかと夢の中でポロに話しかける今日この頃です。
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猫は新しいものが好き~爪とぎ編~

猫は個人差はあるものの新しいもの好き、そして他人の芝生が青く見えるミーハータイプでございます。
流行りのダイエット法に目がなく、飲食店では他の人の食べているものが気になるまさしく、私そのもの(笑)
今日はそんな新しいもの好きの我が家の猫たちのブームになっている爪とぎのお話をしようと思います。
爪とぎで家が傾きかけている我が家の現状も併せて載せますのでお気軽にお読みください。
まず、爪とぎは猫にとっては至福の時間、なくてはならいものなのです。
爪と爪とぎの意味は2015年11月24日の記事「爪と爪とぎのお話」をご一読下さい。
爪とぎは爪のお手入れだけでなくストレス発散も兼ねていますから、是非、どんどん爪を研いで頂きましょう。
そして今ブームになっている爪とぎは写真一番上のもの、ちょっと傾斜があるタイプ、これが絶大な人気を誇っています。
別の角度だとこんな感じ↓

いつも一番には使わせてくれないので何気なく順番待ちをしている左のさんたくんにもご注目(笑)
研ぎカスはボロボロでたくさんできるし、おまけにお値段も高い、飼い主満足度は非常に低いのですが、猫らがこれがいいといってきかないので、愛用しております。
この角度がいいのかな~。
今までいろいろ試してきましたけれど、ダントツナンバーワンの人気です。
ちなみにちょっと前まで人気だった爪とぎ二枚流↓

もう一枚二枚流↓

今は完全に飽きられております。
二枚流二枚目の写真の段ボールのちぎりはさんた画伯の作品です。
猫って芸術家だよな~って(完全に飼い主バカです)
だってこの曲線を描きながら段ボールをちぎるってすごいって関心します。
ちなみに良かれと思って新しい段ボールに爪とぎを入れ替えたらさんたにすごい怒られた挙句、新しくちぎり直されたので今はこのままです。
そして、ここからは猫と35年暮らしているとこうなるシリーズです。
爪とぎは頑張って対策をとれば、爪とぎ以外ではやらないようにできるのですが、頑張らなかった我が家の現状↓


二枚目がアップです。
下手人も一緒に写っているのが一枚目
犯人は黒猫みーちゃん、17年11月9日「びびりな猫のお話」単品シリーズに登場している変わり者の猫です。
そして、芸術家の作品がこちら↓

この柱の模様を爪とぎで作成している、感動すら覚えました(笑)
爪とぎをしている時の猫の表情は幸せそのもの。
是非、皆様も爪とぎを新しい気持ちで観察してみてくださいね。