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続 野良猫物語

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お疲れ様です。
本日は野良猫物語の続編を綴ります。
お気軽にお読みください。

大変嬉しいことに野良猫物語の主人公すずちゃんには反響を頂きました。
その後、元気にしてるのかというお優しい言葉も頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
野良猫物語はこちら↓をクリックお願いします
野良猫物語

すずがオカン(私の母)を突き飛ばし、脱走し、走っていった先の畑で全身に土をまぶしながら
すず「悔しかったらここまでおいで」的なドヤ顔でいたころは写真(一番上)のような表情をするようになるとは思いもよりませんでした。
一度ならず二度もドヤ顔脱走をされた時はさすがの私も悩みました。
しかし、一度ならず二度も家庭猫になりたいと涙の懇願をされた時の方が悩みました。
あと何回これを繰り返すのか、永遠なのか、さんたにはなんて説明すればいいのか・・・。
すずと会話もできず、あちこちオシッコを失敗し、食器の中にまでもオシッコをされた時にはさんたに泣きつきました。

そんな頃とは別人28号になった現在、おかげさまですずはいい子で落ち着いています。
滞在記録ももうすぐ90日を超えますし、脱走を試みることもありません。
猫って変わるんだぁ本当に勉強になりました。

最近のすず
すずVSさんた 息子争奪戦↓
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すずの方が息子との距離を詰めています。
というかすずの息子愛が止まりません。
猫は、突然動く、大声をあげるなどする子供は基本的に好みません。
中には世話を焼く猫もおりますが、基本的は距離を保ちます。
すずは違うのです。
ずっと一緒にいたい、片時も離れたくないという強い意志を持っています。
昼寝をする息子に寄り添う姿はもはや嫉妬を覚えます。(どっちに?)
ちなみに私には寄り添いません(髪をむしられて終わり)

さんた、私を一番に思ってくれるのはお前だけだよ~とさんたに絡みつく私↓
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我が家の猫軍団とも少しづつ距離を縮めながら、息子を他の猫に取られたくないというジェラシーという感情も生まれてきたすず。
これからもすずに学ぶことはたくさんありそうです。
ありがたいことにすずは大病もなく元気に平和に過ごしております。
気にかけて頂いている皆様、本当にありがとうございます。

これからもこのブログを通してよろしくお願い致します。
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完全室内猫が誤って外に出てしまった時のお話 前編

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気温の寒暖差が激しい今日この頃、お変わりなくお過ごしですか?
本日もブログをお読み頂きありがとうございます。

今日は題名の通り、完全室内猫が誤って外に出てしまった時のお話をしたいと思います。
とても長い内容になる恐れがございますので、今回は前編と致します。

私は常日頃いろいろな観点から、猫と一緒に暮らす場合、完全室内にすることをお勧めしております。
外に行かない方が病気のリスクを減らせることが最大の理由です。
完全室内でも、家の中で自由に暮らし、トイレを清潔に保ち、愛情を注ぎ、猫が遊べる環境を用意できれば、猫にとって十分満足できる一生を送れるものと考えているからです。

その完全室内猫の最大の弱点が外の世界を知らないために誤って外の世界に出てしまった時にどう対処していいか分からないことだと思います。
この解決策は単純に外に誤って出さないようにする、これだけで十分なのですが、でも何があるか分かないのが人生です。
その時の備えとしてお読み頂ければと思います。

外に出てしまった時の猫の反応はさまざまです。
これは危機管理能力というかピンチに対してどう対応するかという本人次第な部分でこの反応を変えることはできません。
猫の反応いろいろ
1外に出てみたものの怖くて何も動けない
2外に出てみたら陽気になり名前を読めばすぐに戻ってくる
3外に出たらパニックになりまるで別人のように攻撃的なる

どのパターンがまずいか分かりますよね。
この反応が外に出てしまった猫を捕獲する大変さに繋がってくるのです。
1動かないのでそののまま確保
2自分で戻ってくるのでそのまま確保
3下手したら確保に失敗して行方不明となるパターン

今日はこの3のタイプに対しての注意事項、捕獲の方法を述べたいと思います。

3のパターン代表 さんたくん(写真) 脱走歴2回 行方不明1カ月
さんたはいのししスイッチを持っている猫です。
さんたは家の中ではとてもゆったりして、お話だってできる猫ですが、パニックなると例え私でも手がつけられません。
2年前、さんたが誤って外に出たことに気がついた私
裸足で探しに出たら、お庭でイノシシのようにダッシュしている白い弾丸を発見
当然、私を理解できません、捕獲準備不足で挑んた私、イノシシさんたを甘くみて失敗
イノシシくんは夜の闇へと走り去っていきました。

3のパターン代表 ぞうちゃん↓ 脱走歴1回 行方不明5日
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ぞうちゃんが網戸を破って脱走したのが夜中 気づいたのが翌日
何日も探して5日目、目撃情報を頼りに隣の家の庭に行くと、他の野良猫と仲良く暮らすぞうちゃんを発見
私「えっ、なんで馴染んでの?」
私「ぞうちゃん、分かる?帰ろう」
ぞうちゃん「どちら様?」と警戒態勢をとる
完全に別人になったぞうちゃん
家に引き返し、捕獲準備と人員を用意し、ぞうちゃんは御用となりました。
しかし、この捕獲時ぞうちゃんは生まれて初めて発狂して暴れて私を咬みました。
発狂したのは今までの人生でこの一回だけです。

いかに3のパターンがまずいかお分かり頂けたでしょうか?
相手を思いやる気持ちのぞうちゃんがそこまで豹変し、さんたはイノシシになる。
ですから絶対に外に出ないように対策を取るのが一番大切なことです。

ぞうちゃんもさんたも外に異常がないか監視するのがお仕事です↓
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家の中から外を見ていても、実際外に出てしまうとこんなにも変わってしまうものなのです。

脱走させたことは全部私の責任です。
結果的に1カ月後自力で戻ったさんた、5日後に捕獲できたぞうちゃん
幸運が重なり、本当にラッキーなことでした。
さんたの捕獲失敗をへて3のパターンが発生した時にどう対応することがいいかを私なりにお伝えしたいと思います。

用意するもの
できるだけ大きいタオル(バスタオル以上)
→これはパニックに陥った猫をくるむもの
素手でいったら絶対逃げられますし、本気で咬まれる恐れがあります。
くるんだ猫をそのまま収納できる大きいケージか洗濯ネット
→くるんだものの大暴れしたら数秒で逃がしてしまいます すぐに収納しましょう

注意すること
刺激しない
慌てて追いかけない

さんたはイノシシスイッチを持っています。
外に出た途端走りだしますが、逃がした時に追いかけたことが最大の敗因でした。
夜に逃がしたことに焦った私は裸足で血相変えて懐中電灯を照らし走ってしまいました。
さんたにしてみたら変人にしか見えなかったのでしょう。
イノシシ化に拍車をかけたことは否めません。

落ち着いてゆっくり接近し、すばやくバスタオルでくるんで入れ物に収納する。
簡単そうに見えますが、この作業がとても重要です。

結局脱走したら大変だということを力説してしまいましたが、準備をしておくといざという時の備えとなるかもしれません。

我が家には大きめのケージとバスタオル、ネット、おやつ(匂いで落ち着かせるため)など捕獲グッズが用意されています。
絶対に外に出ないような対策は取ってはいますが、
1息子、酒に酔った父が窓を開けっぱなしにしてしまった
2猫が網戸のぼり競争をしてそのまま向こう側に網戸が倒れた(全員捕獲しました)
3野良猫が網戸を開けてくれた
4震災が起こるかもしれない
など、外に出てします可能性も0ではありません。

我が家の場合、脱走したことは先にも述べましたが私の責任です。
この責任問題を棚に上げてでも皆様にはパニックに陥った猫の行動を知って欲しかったのです。

お役に立てれば幸いです。

ちなみに、ここまでが前編、長くお付き合い頂きありがとうございました。
後編は行方不明となった猫をどうやって帰宅に導くか、探し出すか、どう対応するべきかなどを綴る予定です。
これも長くなる見込みです。

寒い、今日は本当に寒い。
皆様、猫様どうか体調には気を付けてお過ごし下さい。



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