Entries
世話好きな猫のお話

お疲れ様です。
本日は単品シリーズ第四弾です。
単品シリーズは私が今まで育ててきた猫を一人掘り下げて紹介させて頂きます。
その目的は、同じ飼い主が同じ環境で育ててもこんなにも猫の個性って違うんだと知って頂けたらと思ったからです。
猫は個性あふれる動物です。
その魅力を少しでも知って頂けたら幸いです。
まずは過去の単品シリーズ ご紹介
第一弾 みーちゃん↓クリックお願いします
みーちゃん
第二弾 さんた↓
さんた
第三弾 ルイくん↓
ルイくん
さて、ここからは本日の主役 ぞうちゃん(写真の左の黒猫)のお話です。
ぞうちゃんは気配りの猫です。
先輩を敬い、後輩を慈しむ、非の打ちどころのない穏やかな性格の猫です。
性格が心底悪い私は思います「私もぞうちゃんみたいになりたい!」って。
ぞうちゃんの生い立ち
ぞうちゃんは出産の翌日に段ボールにギュウギュウに詰められて4兄弟で捨てられておりました。
ですから、親の保護を一切受けてないのです。
へその緒がついたぞうちゃん4兄弟を保護した私は哺乳瓶で育てました。
ちなみにその時にぞうちゃん4兄弟を我が子のように舐めて、温めてくれたのがポロ(写真右の白猫)です。
ぞうちゃんはとにかくみんなに好かれます。↓

好かれるので立ち位置は真ん中
左は年下のみーちゃん右は兄弟のいっちゃん。
別の年に別の場所で撮影した写真↓

いつだってぞうちゃんは真ん中、みーちゃんはやっぱり左、いっちゃんはやっぱり右に位置しています。
ぞうちゃんは、NOと言わない猫です。
三つ年下のルイ君におっぱいをせがまれたら、雄なのにおっぱいを吸わせてあげたり。
兄弟のいっちゃんがひげを切るのが好きなもんだから、全部自分のひげを切らせてあげたり↓

ひげ切られるの痛いと思うのだけど、よくやらせてあげてました。
そしてとにかく世話好き。
自分が起きている時間のほとんどを他の猫の安全確認と他の猫の毛づくろいに時間を割きます。
だから、みんなぞうちゃんに頭を差し出し、頭を舐めてキレイにしてもらってます。
16歳を過ぎた今でも世話好きです。
ぞうちゃんはある程度言葉を理解し、よくこちらにも話しかけます。
「さんたがいないよ」とか「二階のトイレが汚いよ」 「お腹がすいたよ」とか
毎日、毎日おしゃべりします。
ぞうちゃんは人の額と自分の額をこっちんと合わせる挨拶が大好きで
私が「ごっちんしようか」というと自分の頭を差し出してくるつわものです。
猫のごっちん 猫の大好きだよという意思の現れらしいのです。
みんなに大好きだよと伝えるぞうちゃん、素敵です。
ひねくれ者の私は、あなたにかなうものは何もなさそうです。
子猫の面倒をみるのが大好きで大好きで↓

何故、こんなにもぞうちゃんはジェントルマンなのか。
ポロちゃんの育児のおかげかもしれません。
しかし、同じポロちゃんが育てたみーちゃんの変人ぶりを見ると
ぞうちゃんが本来持っていた性格みたいなものもあるのでしょう。
今の我が家はわがままニャンコが多いのでぞうちゃんがいないとバラバラです。
ぞうちゃんにはまだまだ長生きしてほしいと切に願うこの頃。

母親のミルクを飲まずに大丈夫かなと思いましたが、人工ミルクと哺乳瓶ですくすくと成長したぞうちゃん。
大病もせずに16歳を過ぎました。
ありがとう、ぞうちゃん。
補足情報 ぞうちゃん
抱っこ NG
人見知り 猫見知り なし
食事 なんでも食べるわけではない
お薬 非常に飲むのが難しい
今日はそんなぞうちゃんのお話でした。
長文、お読み頂きありがとうございました。
スポンサーサイト