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記録のすゝめ

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今日は猫の日常などの記録を行うことを提案したいと思います。

猫の異常を外見から判断することは大変難しいと言われています。
例えば、犬は飼い主をお出迎えすることが多いと思います。
その犬が飼い主を出迎えない、奥の部屋でうずくまっているとなると
どこか痛いのかしらとすぐに異常に気付くことになります。

しかし、猫の場合、マイペースですから出迎えないこともしばしばです。
たまたま飼い主の帰宅の時間に玄関を通りすがったり、その日は気分上々だったりすれば出迎えしますが、ぐっすり寝ている時などは出迎えしないこともあります。
ですから、出迎えなくてもどこか異常があるかとは思いませんし、実際異常がないということがほとんどです。

そして、気分しだいで、食事を食べたり食べなかったり、ある日突然いつもの食事が嫌いになることは猫に起こり得る現象なので、それが異常なのかどうかが分かりにくいのです。

またあえて、病気の症状を出さないようにすることもありますので、猫の病気を見抜くのは本当に難しいことと言えるでしょう。

そこで、記録のすゝめです。

外見から異常が分かりにくいのならば、いろいろな事を記録しておくことで、病気の早期発見を目指します。

例えば尿の回数を定期的に計測して記録しておくことで、頻尿などの膀胱炎の症状にいち早く気付くことができます。
何の異常もなければ一年を通して冬は尿の回数が多いとかそういう傾向も知ることができます。
体重も同じです。一年を通して計測することでその月の目安の体重が分かりますし、定期的な計測は急な体重の落ち込みの異常を見抜くことにつながります。

ちなみに当院看板猫のはるひこくんの体重の推移は1月5.3kg2月5.2kg以後5.2kg5.3kg5.4kg5.7kg7月には5.7kg5.8kg5.7kg5.6kg5.6kg5.5kgとなり同じ食事の量でも夏が一番ふくよかなのが分かります。
夏は暑くて運動量が低下するため消費カロリーが減ることが体重の増加につながったのだと推察できます。

このように記録することで見えてくることがいっぱいあります。
毎日記録することはありませんが、年齢などに合わせて記録頻度を決めていくことがいいかと思います。

体重、排便、排尿回数、食事の量、飲水量、1分間の呼吸数、心拍数は必須項目で
時間がある時は爪とぎの回数、昼寝の時間、行動パターンなども記録しておくことといいかもしれません。

呼吸数は昼寝をしている時に腹部の動く回数で測定し、心拍数は軽く胸に手を当ててあげると分かるかと思います。

是非、お忙しいとは思いますが、猫との対話も兼ねてご自身の猫の記録をつけてみてはいかがでしょうか?

さて、私からは本年最後の投稿になります。
1年大変お世話になりました。

私は風邪をもれなく引きましたが、皆様におかれましては、体調などお気をつけ頂き、よいお年をお迎えください。

閉めの写真はもちろんなつみちゃんとはるひこくんです。
なつみちゃんはクリスマスプレゼントに首輪を買ってもらいました。
本人とてもご満悦の顔でパシャリ、はるくんは相変わらず味のある表情で写真に収まってくれました。

二人とも1年どうもありがとう、お仕事お疲れ様でした。
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